日光地区からのC型肝炎ウイルス撲滅へ

肝臓は、重症化するまで症状が現れにくいため“沈黙の臓器”と呼ばれています。そのため、日頃から検査を受けることは大切です。異常が見つかっても、早期からの適切な検査と治療を受けることにより病気の改善につながります。
当院では、B型肝炎、C型肝炎、非アルコール性脂肪肝炎（NASH）、自己免疫性肝炎などの肝障害への治療を積極的に行っています。C型肝炎では、これまでインターフェロン治療が主体とされていましたが、治療法は大きく変革し、副作用の少ない抗ウイルス薬を短期間内服するだけで、ほぼ完治するようになりました。
日光では「日光ヘルスケアネット」という地域医療連携システムが以前から存在し、各医療機関の連携を深めてきました。
C型肝炎に対しても各医療機関の連携によって、日光地区から撲滅することが可能になると考えられます。
当院でも、C型肝炎抗ウイルス薬により多くの方が完治しています。
ご不明な点がございましたら、スタッフへご相談ください。