Dialysis
透析室
透析室
個々の患者さんに合った最良の透析医療を提供し
安全・安心な透析ができるよう
誠意をもって治療に努めます
特徴
当院では腎臓病の保存期から透析導入、維持透析に至るまで、すべての段階で個々の患者さんに最も適した治療法を選択し管理しております。
腎代替療法は主に血液透析(HD)と腹膜透析(PD)を行っており、その他多様な透析方法に対応しています。
<血液透析は通院で行う透析、腹膜透析はご自宅で行う透析方法です。>
スタッフ一同、心を一つにして安心で快適な透析医療のご提供と、患者さんの様々なニーズに温かくお応えできるよう日々専心しています。
血液透析
血液透析の種類として、血液透析(HD)、血液透析濾過(HDF)・血液吸着療法(DHP)、処方透析(カーボスターなど)といった様々な透析療法が可能です。なお血液透析濾過(HDF)は高度に清浄化された透析液を置換液とするオンラインHDFを採用しております。
その他、シャントの作成から突然のシャント不全などにも対応でき、急性期やその他疾患による入院にも対応しております。
また、療養型の日光野口病院と連携しており、急性期は今市病院、回復期/慢性期は日光野口病院にて在宅に向けてのリハビリテーションを受けながらの維持透析も可能となっています。
腹膜透析
腹膜透析は、ご自宅で行う透析方法です。
お腹の中に透析液(きれいな液)を入れ、その液を入れ替えることで、血液を浄化していく方法です。
ご自宅で透析液の交換をしていただく必要があります。一方で、病院へいらしていただく回数は、月に1回~2回、どうしても通院が難しい場合には、訪問診療でも対応が可能です。
透析をしなければならないけれども、何度も病院に来るのはたいへんだな、という方は、ぜひ専門医にご相談ください。患者さんに一番合った方法をご提案いたします。
血液浄化業務
- 血液透析(HD)
- 腹膜透析(PD)
- 処方透析
- 血液透析濾過(オンライン)(OHDF)
- 持続的血液透析濾過(CHDF)
- 血液吸着療法(DHP)
- 腹水濾過濃縮再静注法(CART)
透析室概要
ベッド数 | 24床 |
---|---|
医師 | 3名 |
透析スタッフ | 看護師、臨床工学技士、事務員 総勢15名 |
-
[1-200Si]
-
[2-DBB]
-
[3-DAD-Si]
-
[4-DAB-Si]
ベッドサイドコンソール | 日機装社製:DCS-200Si |
---|---|
水処理装置 | 日本ウォーターシステム社製:MSR-752C |
全自動溶解装置 | 日機装社製:DAD-70Si |
個人用透析監視装置 | DBB-27、NCV-11 |
個人用逆浸透圧装置 | MH500CX、MRC-MFX |
治療スケジュール
※月・水・金 9:00〜13:00/13:30〜17:30/15:30〜21:00
※火・木・土 9:00〜13:00
診療科 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
---|---|---|---|---|---|---|
9:00〜13:00 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
13:30〜17:30 | ◯ | ✕ | ◯ | ✕ | ◯ | ✕ |
15:30〜21:00 | ◯ | ✕ | ◯ | ✕ | ◯ | ✕ |
透析液清浄化と安全性への取り組み
透析液清浄化
年間を通した水質検査計画を立て、定期的にエンドトキシン値や細菌数の測定を行い透析液の清浄化に取り組んでいます。
安全性への取り組み
透析経験の豊富な医師、看護師、臨床工学技士がチームで医療の安全と透析治療を支えています。
- 専門医療の充実
- 感染予防対策の充実
- 災害対策への積極的な取り組み
- 最新の医療機器
- 透析機器メンテナンス、医療機器安全管理スペシャリストの育成
フットケア・シャント管理
フットチェック・フットケア
フットケア指導士がすべての透析患者さんの足を定期的に観察し、サルコペニア・フレイルの予防や下肢血流障害の早期発見に努めています。
シャントの管理
透析に必要なシャントをよく観察することはもちろん、必要があれば血管診療技師が超音波で検査を行い、トラブルの際にはシャントPTAを行うことも可能です。
シャント造設にも対応していますので、患者さんの不安・負担を減らすことが可能です。
来院の際はお問い合わせくださいませ。
photo by Ken Ogo